小さなお店でもできる!LINE公式アカウント活用術 〜はじめの一歩編〜

小さなお店でもできる!LINE公式アカウント IT・デジタル活用

こんにちは、中小企業診断士のヒロです。

前回はLINEの「個人アカウント」でできることをご紹介しましたが、今回はその一歩先「LINE公式アカウント」についてご紹介します。

「LINE公式アカウントって何?」

「うちみたいな小さいお店でも意味あるの?」

そんな声もよく聞きます。ですが、実際に使ってみると「もっと早く知りたかった!」と感じるくらい便利な機能が揃っています。

今回は、LINE公式アカウントの基本的な使い方とお店での活用事例をご紹介します。

はじめはどう使えばいいか戸惑ってしまう思います。でも焦らずに進めていけば、お店にもお客様にも最良の結果をもたらします。

無料で始められるんですから少しでも興味があってやってみたいと思うのならば、まずは最初の1歩を一緒に踏み出しましょう!

はじめに:なぜLINE公式アカウント?

お客さまと連絡を取りたいとき、「個別LINEで連絡してる」「電話で連絡をしている」というお店も多いと思いますが、実はそれはちょっと非効率かもしれません。

LINE公式アカウントを使うと…

  • 複数のお客さまに一斉にメッセージを送れる
  • 自動返信やクーポン、スタンプカード機能が使える
  • プライベートのLINEと分けられるから気持ちもスッキリ

実は、商売にちょうどいい機能が揃っているんです。

LINE公式アカウントでできること

1. メッセージを一斉配信できる

新メニューのお知らせ、イベントや休業日の情報など、登録してくれたお客さま全員に一斉にメッセージを送れます。紙のチラシやSNS投稿と違い、「見てもらえる確率」が高いのがLINEの強みです。

■メッセージの作成

メッセージの作成画面。慣れれば簡単に使えます!

■実際に届いたメッセージ

お客さまに届いた新メニューの紹介。写真付きなのでイメージしやすい!

また以下のように臨時休業のお知らせなんかもメッセージでお伝えできます。

お客さまに届いたゴールデンウィーク休業のお知らせ。いつお休みするのかを事前にお伝えしておくことでお客さまへの影響を減らせます。

ちなみに2025年5月現在、無料のコミュニケーションプランでは月に200通までこのメッセージ配信が可能なのですが、注意しておきたいのが友だちの数×メッセージ数でカウントされるので友だちの人数が増えてくるとあっと言う間に上限に達してしまうことになります。

友だちの人数がすぐに増える場合は月額5,000円のライトプランを検討することになるでしょうからその点は考慮したうえでの利用検討が必要になります。

この点は意外とあまり意識されていないポイントですが「後々なってお金掛かるなんて知らなかった」なりかねません。十分に注意してくださいね。

2. スタンプカード(ショップカード)・クーポン機能

来店スタンプカード(ショップカードといいます)をLINE上で発行できたり、期間限定のクーポンを配信することができます。リピーターの増加にもつながります。

ショップカードは↓のような来店ごとにスタンプを押す紙のスタンプと同じ感覚で運用できます。

店頭のレジ等にQRコードを置いておき、そちらをお客さまのスマホで読み込んでいただくことでスタンプを付与できます。

クーポンも簡単に発行できます。お客さまにお得な情報を効率よくお届けできます。

LINEのお友達登録をしてくださった方にクーポンを差し上げる、またはこちらからメッセージでクーポンを配信するなど柔軟な運用が可能です。

でもこれは一歩先のチャレンジとして捉えておくくらいでちょうど良いかも知れませんね。

3. チャット機能で個別対応も

個別のチャットで、予約対応や問い合わせへの返信が可能です。

お客さまからのメッセージに、いつものLINEと同じ感覚でやりとりできます。

普段のLINEと同じ感覚でやりとりできるので、お客さまも安心です。電話と併用してみてはいかがでしょうか。

活用事例:こんなお店で活躍しています

飲食店:
「本日のお昼のメニュー」や「今週の予約状況」などを配信して、常連客との接点をキープ。

美容室・サロン:
空き時間の案内や予約の再確認、次回来店のおすすめ時期をお知らせ。

雑貨店・小売店:
入荷情報や新商品の紹介、イベントのお知らせなどを定期的に発信。

例えば、ある美容室ではLINE公式アカウントを使って、空き時間の案内や次回来店のオススメ時期をお客様に送るようにしたところ、予約の取りこぼしが減りリピーターも増えたとのことです。これまで電話やLINEの個別メッセージでやりとりしていた手間を省き、効率よくお客様との連絡ができるようになったため、本業に集中する時間が増えたとのことです。

また、ある飲食店ではLINEで「今週のおすすめメニュー」や「イベント情報」を定期的に配信するようになり、特に常連客からの反応が良くリピーターが増えたという実績があります。直接お店に足を運んでもらうきっかけを作るためにLINEを活用し、集客効果を実感できたという話です。

はじめ方:最初のステップはこれだけ!

ステップ1:まずは公式アカウントを作成しましょう

最初にLINE for Business公式サイト で登録します。

次にスマホに「LINE Official Account」アプリをインストールします。

登録は無料です。5分もあれば完了します。

ただしパソコンやスマホの操作に不慣れな場合は難しく感じるでしょう。でも、ひとつひとつ説明を読みながら焦らずに進んでいけばきっと大丈夫です。

ステップ2:まずはここだけ設定しておこう

最低限の設定でも十分スタートできます。

プロフィール画像と質問バッジ

画像はお店のロゴや店主の顔写真など、親しみの持てるものを選びましょう。また質問バッジを↓の画像での「トーク」アイコンです。こちらを設定することでお客さまがメッセージを送りやすくなります。

プロフィール設定画面から設定し、また設定内容をプレビューできます

基本情報の設定

営業時間・定休日、電話やURLなどの基本的な情報から予算、支払い方法などを設定可能です。お客さまが知りたい情報はどんどん設定しましょう。

プレビュー画面より基本情報を設定可能です
基本情報入力後のプレビュー。営業時間等が分かりやすい

ステップ3:友だちを増やす方法

せっかく始めたなら、登録してもらわないともったいない!

  • 店頭POPで「LINE登録お願いします♪」
  • 名刺やチラシにQRコードを追加
  • 既存のLINEのお客さまにそっとご案内

登録のハードルが低いのもLINEの魅力です。

ステップ4:配信するときのコツ

最初から難しく考える必要はありません。

  • 月に1〜2回でも十分
  • 写真+一言メッセージが伝わりやすい
  • クーポンや限定情報が「登録してよかった」に直結

お客さまが「楽しみにしてくれる内容」を意識するのがコツです。

管理画面からメッセージ作成やクーポン発行などを行う

操作はシンプルですが、最初は戸惑うこともあるかもしれません。そんなときは「とにかく触ってみる」が一番の近道です。

無理なく続けるコツ

  • 最初は「月1回の配信」くらいでもOK
  • よく使う文面はテンプレート化
  • 写真はスマホで簡単に撮って使えるものでも十分。

でも商品が綺麗に見えるようにしたいですね。

とはいえ、続けることが大切ですが無理せずマイペースでやっていくのが一番です。

LINE公式アカウントを活用することは、お店の集客やお客様との繋がりを深める手段のひとつですが、それが本業、例えば美容院で言うところの「カット技術」などの本来の仕事をおろそかにしてしまっては本末転倒です。

つまり、LINE公式アカウントの運用はあくまでお店をサポートするツールです。

無理に毎日投稿をしたり、大きなキャンペーンを企画したりする必要はありません。月に1回、ちょっとしたお知らせや新メニューの紹介をするだけでも十分に効果が期待できます。

大事なのは、まず本業でお客様に満足していただくこと。

その上で、LINEをうまく活用していけば負担も少なく良い結果を生むことができます。焦らず無理なく続けていくことが、お店にもお客様にも最良の結果をもたらすのであまりプレッシャーを感じずに取り組んでいきましょう。

最初から完璧を求めず焦らずに進めていけばお店にもお客様にも最良の結果をもたらします。

本業をしっかりとこなしながら、LINEでお客様とのつながりを深めていく。

これが理想的な活用法だと思いますよ。

最後に

LINE公式アカウントは“育てるもの”。登録者数が少ないのは、むしろスタートラインです。

小さな配信をコツコツ続けながら改善していけばOKです。「あのお店、LINEで連絡くれるの嬉しいな」そんな声を目指しましょう

LINE公式アカウントは、難しいマーケティング知識がなくても使える「お店とお客さまをつなぐ強い味方」です。

「これならできそうかも」と思った方は、ぜひ一度試してみてくださいね。

分からないことがあれば、私「中小企業診断士ヒロ」のLINE公式アカウントまで、お気軽にどうぞ!

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