こんにちは、中小企業診断士のヒロです。
ホームページを作りたいけど、できるだけお金をかけたくない…
そんな声、よく聞きます。
- 小規模事業者だけど、まずは簡単なホームページを名刺代わりに持ちたい
- 本格的なWeb制作は予算的に難しいけど、自分でやってみようかな
でも、簡単なホームページってどうやって作ればいいんだろう…
そんな方に向けて今回は専門知識がなくてもホームページを作れるサービスをいくつかご紹介します。
中小企業診断士として「実際に使いやすいか」「事業にどう役立つか」という視点でもコメントしていきます!
※ホームページが本当に必要かどうかを迷われている方は以下↓の記事を参照してみてください。こちらでホームページの必要性をまとめております。
※ホームページを本当に自分で作るのか、それとも業者に頼むのかをまだ迷っている方は以下↓の記事を参照してみてください。こちらでそれぞれのメリットとデメリットをまとめております。
ホームページの目的を明確にしておく
まず大前提として、「何のためにホームページを作るか」を整理しておきましょう。
ざっと以下のような目的があるかと思います。
- (お店の場合なら)お店の場所やメニューを紹介したい
- (会社の場合なら)事業内容を紹介したい
- 商品をネットで販売したい
- お問い合わせを受けたい
- ブログやコラムで情報発信したい
- 採用活動で自社の魅力をアピールしたい
目的が明確になれば、選ぶべきサービスも見えてきます。
おすすめサービスとその特徴
1. 【ペライチ】ー初心者に最もおすすめ
小規模事業者・個人事業主にとって、まずはこれ一択でもいいくらいの手軽さ。「名刺代わりのページ」としての利用を提案することが多いです。
例えば、飲食店の新メニュー紹介や、イベント開催前に「ペライチで1枚LPを作ってSNSで拡散する」だけでも集客効果は大きくなります。
サポートも充実してて、ITに不慣れな事業者さんでも安心感がある印象です。
主な特徴
- 1ページ完結型(ランディングページ形式)
- 操作が非常にわかりやすく、専門知識は不要
- テンプレートが業種ごとに用意されている
- フォーム・予約・決済などは有料プランで対応可
料金目安
- 無料プランあり(サブドメイン使用/機能制限あり)
- 有料プラン:月1,500円〜
向いている業種・シーン
- 飲食店、美容室、士業などの案内ページ
- 単発イベントやキャンペーン紹介ページ
2. 【Wix】ー自由度が高く、ネットショップにも対応
デザインや機能性重視の方にはおすすめ。「店舗型ビジネスで予約受付をしたい」「ネット販売も視野に」という方に提案することがあります。
ブログやSEO対策もある程度対応できるので、コンテンツ発信をしながら集客したい中小企業にもおすすめです。
ただし、「とにかく自分でサクッと作りたい」人には少しハードル高めかも。
主な特徴
- 自由度が高く、かなり本格的なサイトも作れる
- テンプレートのデザインが豊富
- EC機能(ネットショップ)、予約システムも搭載
- 操作にはやや慣れが必要
料金目安
- 無料プランあり(広告表示あり)
- 有料プラン:月1,300円〜3,000円
向いている業種・シーン
- ネイルサロン、美容室など予約業務が必要な業種
- 小規模なネットショップ
3. 【STUDIO】ー日本発・おしゃれなデザイン重視
ブランディングを意識した見せ方をしたい企業・店舗に向いています。支援先で「採用ページだけ作りたい」というニーズにもハマります。
実際に「採用ページだけ独立して作りたい」という相談を受けた際にSTUDIOを紹介したところ、デザイン面での差別化が図れて、応募者からの反応も良かったです。
主な特徴
- デザイン性が高く、コード不要で編集できる
- アニメーションや動きのあるサイトも作れる
- ブログ機能も搭載
料金目安
- 無料プランあり
- 有料プラン:月980円〜
向いている業種・シーン
- デザイナー、フォトグラファーなどクリエイティブ系
- 採用サイトやブランド紹介ページ
4. 【Canva サイト】ー超手軽に「1枚もの」
チラシや資料を作る感覚でサッと作れる。Webページというより「共有できる1枚デザイン資料」と捉えると良いです。
細かなSEO対策やブランディングには向きませんが、「何もないよりはとにかくある方がいい!」という最初の1歩としては非常に有効です。
プレゼンやイベント資料などを共有する目的にも便利。
主な特徴
- デザインツールCanva内でWebページを作成
- URLを発行してすぐ公開できる
- 独自ドメインやSEOなどの機能はなし
料金目安
- 無料(Canvaアカウントで利用可)
- 有料プラン:月1,500円(Pro)
向いている業種・シーン
- セミナーやイベント告知
- 名刺代わりの「とりあえずのWebページ」
比較早見表(目的別)
これまでの内容をざっとまとめるとこんな感じ。目的に合わせてサービスを選びましょう。
| 目的 | おすすめサービス |
|---|---|
| 名刺代わり・まず1枚作りたい | ペライチ、Canva |
| おしゃれで見栄え良くしたい | STUDIO、Wix |
| ネット販売・予約受付がしたい | Wix |
| 採用ページやブランドサイトを作りたい | STUDIO |
| とにかく操作が簡単なものがいい | ペライチ |
自分で作るのならば前例の失敗から学んでおこう
無料プランは手軽ですが、「独自ドメインが使えない」「広告が入る」など制限も多いため、最低限の有料プランを検討する方が信頼性のあるサイトになります。
無料で作って“あとから困った”事例集(要注意ポイント)
無料で始められるサービスは魅力的ですが、使い方によっては後から「しまった!」となることも。ここでは、実際によくある失敗パターンを紹介します。
事例①:無料プランだと広告が表示されてしまう
カフェオーナーさんの事例。「せっかくオシャレに作ったのに、画面の上に他社の広告が…」と苦笑い。
ポイント:無料プランでは広告表示があるサービスも多いため、ブランディングを意識するなら有料プランを検討。
事例②:独自ドメインが使えず信用に影響
個人教室さんの事例。「無料ドメインだとURLが長くて覚えにくいし、生徒さんから“なんか怪しい…”って言われたことも」
ポイント:独自ドメインが使えるのは、信頼性を上げるうえでも大きなメリット。将来的な展開を考えるなら最初から設定を。
事例③:機能追加しようとしたら結局有料化
雑貨店さんの事例。「イベント予約機能をつけたくて調べたら、有料オプションやった…」
ポイント:無料プランの範囲と、必要な機能の有料化条件をあらかじめチェックしておくことが大切。
ホームページは作って終わりではなく、「誰に・何を・どう見せたいか」を考え続けることが重要です。
そして、GoogleビジネスプロフィールやSNSと併用し、「Webの入り口」を複数持つことも集客面では効果的ですよね。
「よし自分で作ってみるか!」と思われているでしょうがちょっと待ってください。たとえ有料プランを選んだとしても自分で作ったことによって“あとから困った”なんてことも有りえます。
有料でも自分で作ったからこその失敗事例
自分で作ったからこその失敗事例をいくつか紹介します。
事例①:SEO対策を意識しすぎて内容が不自然になった
飲食店オーナーの事例。「SEOを意識してキーワードを詰め込んだ結果、読みにくい文章になってしまって、結局お客さんの反応が薄かった」
ポイント:SEO対策は大切ですが、あまりにもキーワードに偏りすぎると、ユーザーの利便性が落ちてしまいます。コンテンツの質を第一に!
事例②:機能を追加しすぎて管理が煩雑になった
オンラインショップオーナーの事例。「支払い方法や配送オプションを追加しすぎて、運営側が管理できず、在庫管理や注文処理で混乱が生じた」
ポイント:機能追加ができる分、シンプルに運営できる範囲を考えて、最適な機能を選ぶことが大切。
事例③:最初からパートナーとなる業者さんに任せるべきだったと気づいた
カフェオーナーの事例。「最初は自分で作ったけど、運営が追いつかなくなり、結局外部のデザイナーにお願いする羽目に…時間もお金も無駄に」
ポイント:時間やリソースに余裕がない場合、初めからプロに頼む選択肢も視野に入れておくと効率的。
まとめ
自分でホームページを作るには、今や高いスキルは不要です。
自分でやり遂げると決めたのならば、まずは「自分の事業にとっての目的」を明確にし最適なサービスを選びましょう。たとえば「新規のお客さんを増やしたい」のか、「既存のお客さんに情報を届けたい」のかによって、使うツールやページ構成も変わってきます。何を目的に、誰に届けたいのかを最初に整理すると、迷わず作れるはず。
でも、自分で作っていくなかで「ちょっと手に負えんかも…」と思ったら、無理せず誰かに頼ることも大切です。途中からプロに相談して軌道修正するのも、立派な選択肢ですよ!
あなたの言葉や想いが、きちんと届くホームページになりますように。焦らず、でも一歩ずつ、がんばっていきましょう!




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